X-Men・モーロックスウィニー

キャラクター 1コスト 2コスト 3コスト
  アークエンジェル 3 ダズラー 2 ゾーン 4
  ジュビリー 1 ロングショット 2 ビースト 3
  エレクトリック・イブ 2 タール・ベビー 2 ヒーラー 4
  トミー 2 ポストマン 2
  アーティ 1 リーチ 1
5コスト 装備品
ウルヴァリン/俺の右に出るやつは誰もいない 3 ブラックバード・ブルー 4
ロケーション プロットツイスト
ワージントン・インダストリー 4 時間の裂け目 4
ヒル 2 慈悲深い人物 2
アレイ 2 上も下も 4
下水道 2 X-Men集結 2
X−コア:ホンコン 1
X−コア:アムステルダム 1

さて、すこしはありきたりでない自分オリジナルのデッキを紹介しようと思いまして、実力不足ですがひとつおまけで載せてみます。
このデッキのテーマは回避キャラクターによるウィニーと、ゾーンとヒーラーのコンボによるリカバリーです。


邪悪の顔デッキなど、オフカーブのウィニーデッキを回してるといつも悩むのは、どうすれば支援を付けられるフォーメーションができるかどうかです。オフカーブデッキで支援を付けられなければ、相手に大量ブレイクスルーを決められてこちらの死が見えます。しかし飛行キャラクターなどに支援のラインが切られてしまうと、手も足も出ないのが実状です。
そこで回避キャラクター中心によるウィニーを思いつきました。フォーメーションの端が回避キャラクターなら、支援線を分断されても孤立したキャラクターを回避されればブレイクスルーの危険を減らすことができます。これで相手の攻撃対象を支援の付けられるキャラクターへと誘導するのが目的。


もう一つはゾーンとヒーラーのコンボです。ヒーラーの能力でゾーンにリカバリー予約をつけると、ゾーンの能力でおまけにもう一人キャラクターをリカバリーできます。1リソースポイントで二人のキャラクターをリカバリーできるということは、結果的に2枚のカードと合計コスト分のリソースを場に残していることになるので、テンポは失ってますが終局的にはアドバンテージを獲得できているはずです。
GLEE系のデッキがDr.Lightでキャラクターを毎ターンKOパイルから場に出すことでボードアドバンテージを形成するのと同様に、数的優位をこれで築けないかと考えた訳です。


実際に回してみると、3、4ターンまでにゾーンとヒーラーを引いてくるのが結構難しいと発覚。なかなか思ったとおりには上手くいかないものです。また、このコンビを揃えても片方が除去されてしまうとオシマイですから、最初はアレイを入れてスタンしたキャラクターを守ろうとしたのですが、何とこの環境最強の除去カードであるミュータント大虐殺には効果が無いという罠。泣く泣くリカバリーフェイズ以外でキャラクターをリカバリーできるカードとして慈悲深い人物を入れて対策してみました。
最後にこのデッキは回っても7、8ターン目になって初めて確定したアドバンテージを稼げる遅いデッキなのですが、今のマーベルモダン環境はスコードロンなど多くの速攻デッキがひしめく攻撃的なメタゲーム。さすがにこれでスコードロンに勝てる気はしませんです……X-Faceがモダン落ちした次の環境でもう一回練り直してみることにします。
とりあえずスペースを作って方向転換など何か攻撃プロットツイストはねじ込みたいですね。今のままだとレスポンスでATKを上げられないため相手の防御プロットツイストに弱いので。