1コストアーミー

カーブ戦略の説明時にちらりと触れましたが、VSシステムの1コストキャラクターの中には2点のATKを持つキャラクターも結構います。これは能力値/コスト比でいえば2.0、6コストキャラクター並の効率です。ここに目をつけて、2点以上のATKを持つアーミーを中心に攻める戦略もあります。オフカーブ戦略のさらに極端になったものと考えて下さい。大抵デッキには20枚程度の1コストアーミーが入ります。
攻めるときにはチームアタック、相手のコスト分のスタンダメージに対してこちらは1体スタンするだけなのでたったの1点。守るときは密集態勢、支援をつけてやれば相手の攻撃も全部1点に抑えられます。
弱点は、まず手札の消耗ですね。毎ターンかなりの枚数のアーミーを展開するので、ドローソースが無ければ手札があっという間に尽きてしまいます。1コストアーミーだけでなく、サポート効果のある高コストキャラクターを入れてきちんとリソースポイントの使いどころを作るのも重要です。また、相手の飛行キャラクターにも注意が必要です。サポート列を狙われると支援体制に隙ができてしまい、相手のATK分ブレイクスルーをただ通しになってしまいます。潜伏キャラクターが導入されてからのセットには、潜伏持ちのアーミーも出てきました。今後はより守りやすい潜伏持ちのアーミーが主流になっていくことでしょう。
日本語版の出ているセットでは、ジャスティスリーグのインジャスティス・ギャングが1コストアーミー関係のカードが多いチームです。コモンカードとはいえ同じアーミーを20枚も集めるのは大変ですが、機会があれば1コストアーミーが10枚とか並ぶ場を経験してみて下さい。VSシステム環境の未知の領域にきっと驚愕するはずです。