シックス・ギャング

まだ調整中ですが、クライシス入りのデッキを紹介してみます。

キャラクター 2コスト 3コスト
  ポイズン・アイビー/命取りのバラ 4 レックス・ルーサー/無法な慈善家 4
  キャプテン・ブーメラン/ジョージ・ハークネス 4 パレドモン 4
  デッドショット/死の照準 4
4コスト 5コスト 6コスト
ラグドール 4 アブラ・カダブラ 4 スキャンダル 4
  スケアクロウ/サイコな心理学者 4
7コスト
ジョーカー/永遠のバケーション 2
ロケーション プロットツイスト
ハウス・オブ・シークレッツ 4 犯罪を影で操る者 4
インジャスティス・ギャング衛星 1 秘密ファイル 4
  すべてが容易 4
  サナガー人の侵略 1
  応援を求める 4

このデッキはドロー戦略のインジャスティス・ギャングデッキに、シークレット・シックスのカードを加えてみたものです。
インジャスティス・ギャングのチーム戦略の一つに「対戦相手に大量のカードをドローさせる」というものがありました。自分も相手もドロー加速し、同時に相手の手札消費を妨害するカードを用いて相手の手札を溜めさせます。そして、相手の手札枚数が多いほど威力の大きくなるカードで大ダメージを与えるのです。
単体で見れば割と強力なカードもあったのですが、ジャスティスリーグ限定構築ではパワーアップを主体として動くJLA同盟デッキと相性が非常に悪かったので、メタゲーム的には負け組のデッキとなっていました。


しかしインフィニット・クライシスの登場で、メタゲームもかなり変化しそうです。そこでドローデッキの再起を期待して、新セットのカードを加えてデッキの強化を図ってみました。加えたのは新チーム、シークレット・シックスのカードです。
シークレット・シックスはネタカード「シークレット・シックスの勝利」が目を引くために、一見馬鹿デッキ専用チームのような印象を受けます。ですが、キャラクターの枚数が少ないため単独でチームとして機能しないだけで、個々のカードの能力は実は非常に強力です。そのため、補助チームとしてチームアップするには魅力的なパートナーなのです。

それぞれ、シークレット・シックスのカードのこのデッキにおける機能を紹介してみます。
・デッドショット、パレドモン:条件を満たせばノーコストで場に湧いてくるという驚異のキャラクターです。どちらもカーブ外の追加戦力として極めて有益で、攻撃力がやや不足気味のインジャスティス・ギャングにとってかなりの助けになってくれます。
ラグドール:キャラクターをディスカードすればリカバーできる、なかなかの優れものキャラクターです。こいつが第4ターンにリカバーしてくれれば、ドロー戦略の中心カードであるレックス・ルーサーをもう1ターン維持できるので、相手の動きをかなり牽制できます。
・スキャンダル:手札から取り除くと継続プロットツイストを手札に持ってこれる、強力なサーチカードです。このカードよって、ドロー戦略の中心カードである「犯罪を影で操る者」を2枚3枚と持ってくることが可能になりました。しかもキャラクターなのでサーチプロットツイスト「秘密ファイル」で持ってくる多重サーチも可能です!
・ハウス・オブ・シークレッツ:リソースポイントかディスカードでライフを得られるロケーションです。シークレット・シックスのカードのほとんどは、強力な効果のコストとして手札を消費しますが、ドロー戦略なら自分もドロー加速しているので全く問題はありません。


試しにプレイしてみた感じでは、うまく回りさえすればかなりの破壊力を発揮するデッキになったという印象です。「犯罪を影で〜」をサーチすることでドロー加速エンジンを始動させれば、次々とキーカードを引いてくることができます。そして、決め手は「サナガー人の侵略」+複数枚の「すべてが容易」による大量ダメージ!
問題はかなり低コスト域のカーブが細いデッキになってしまったことです。3ターン目にレックス、4ターン目にラグドール、同時に両チームをチームアップという展開ができないと勝てないのですが、常に確定でそれが出来るほどの安定性はありません。とはいえ他に入る程の有効なサーチカードもキャラクターもいないんですよね〜。辛いところです。どうにかデッキ事故率を下げたいものですが……