7/16PCQ東京レポート

そして日曜日には東京でプロサーキット予選が行われました。構築戦の模様を見てきたので少々レポートしてみます。
日本語版発売日直後、ということで構築戦に参加者がきちんと集まるかどうか心配だったのですが、それでも総数8名の方がエントリーされていました。まぁ、半数の人は先に発売されていた英語版のカード中心のデッキでしたけどね。人数としてはまずまず、ちなみにPCQは上位8名まで商品が出るので参加者8名だと全員が参加賞にありつけるというお得な状況だと言えます。

今回の参加者は8人、そしてデッキパターンは4種で分布はそれぞれ2人づつ、ときれいに分かれてました。その内容は、

ディープグリーンは、チェックメイトの超強力なキングであるアーメド・サムサラのロケーションサーチ能力を中心にしたコントロールデッキです。モダンエイジでは主にヴィランズ・ユナイテッドとチームアップするため、さらに他のチームのキャラクターをタッチで入れることも可能なデッキ構成になっています。

  • Good Guys

グッドガイズはJLAとJLIのチームアップデッキです。JLIの4枚リソース戦略と、JLAの強力な同盟効果をいいとこ取りしたデッキと言っていいでしょう。テッド・コードとシャエラ・タルの装備品サーチ能力は強力で、通常は極限の金属を持ってくるのですが、一人はさらにフェイトの魔道具をも集める戦略でした!びっくり!

  • シャドウパクト

シャドウパクトの二人が使っていたのは、普通にカーブ展開するシャドウパクトデッキでした。もっとも、召還を撃つ以上既に『普通の』カーブ展開ではないのですけれど。一人のデッキは非常に面白い構成になっていて、チンプ探偵/ボボ・T・チンパンジーと様々なチームのリソースカードを入れていました。チンプ探偵のチームアップ能力で特定のチームと一時的にチームアップして、そのチームのリソースを使えるようにする、という作戦のようです。

残る二人のデッキはインジャスティスギャングのアーミーデッキでした。ただ、普通にカーブ展開するデッキではなく、ザザラ/ミツバチの女王とインファーナル・ミニオンのコンボを狙っての一撃必殺に特化した構成でした。


大会の結果は、前者二つのデッキが上位を占めて、決勝はグッドガイズとディープグリーンの対決でした。この勝負はわずかの差でグッドガイズが辛勝しましたが、デッキの実力的にはかなり伯仲していたのでどちらが勝ってもおかしくない戦いでした。これからはこの二つのデッキがDCモダン環境で戦いの火花を散らしていく、そんな感じがします。
個人的にはJSAやインジャスティス・ギャングやOMACロボットとかマイナーなデッキにももっと頑張ってもらいたいんですけれどね〜。