2008/12/14:バトルスピリッツ東京大会

 14日の池袋サンシャインの大会には行ってきました。前日のSF研のコンパからほぼ一睡もせず行く日程でしたが、割とコンディションの不調もなく臨むことができました。出立は一人でしたけど、現地で邪君たち土浦ガンウォー勢と合流できたので、大会中から帰路も秋葉原まで一緒に行動しました。

 大会の規模はなかなかのものでした。サンシャインのホールを3つ分使用してガンスリンガー大会、講習会、フリー対戦スペース、アニメなどメディアイベント、アート展示、物販などやれることは全て行われていた印象です。ガンスリンガー大会の収容人数も十分だったので、それほど列待ちストレスもなく回れました。
 おそらく以前BleachTCGを中心に回していたカードダスフェスタの準備をそのまま利用したものだと思われますが、来場者が寛ぎながら遊べる充足したイベントになっていて素晴らしかった。レンジャーズストライクもいずれ番組とタイアップでこのような形式の大会が行われることを期待したいですね。

 持っていったのは前日ちょっと回して、調整は当日行きの電車内と現場で調整したデッキですが、なかなか順調に勝てました。ガンスリンガー大会は12歳以下と年齢無制限に分かれての午前/午後の二部構成でしたが、午前の部は最初勝ったり負けたりしながら微調整して、その後6連勝し7ポイント抜けで裏Xレア獲得。
 その後邪君たちと昼食をとり、午後の部にやや遅れて参加。今度は列に並んでいる間にまとめたデッキで実験とお遊びを兼ねた気楽な勝負で4勝を挙げました。時間をきっちり使って本気でやれば多分時間内に7勝できたでしょうが、大会そのものはあまり勝敗に固執する空気でもなかったですからね。4ポイントは1点と3点に分けてプロモカードを貰いました。

 きちんと調べてなかったので、今回の大会で配布されるプロモカードに12月から店舗大会商品が変更になると思っていたのですが、どうも今回の大会の配布プロモカードは今年の全国クラス公式大会のみでの配布プロモカードのようです。まぁカードの人気ではレオンハウルの方が好評でしょうし、これによってどのプロモカードも配布期間を延ばせますから妥当な方式だと思います。いちおう今回新規で貰えたカードの入手法一覧表を載せときます。これらのカードは春に向けてのチャンピオンシップでの賞品にも供される予定になっています。

カード番号/カード名 入手法
PX-02 極甲王グラン・トルタス ガンスリンガー大会で7点と1枚交換(7勝賞品)
  (PX-01 獅龍王レオン・ハウルとどちらかを選択)
P-007 天使ドミニア ガンスリンガー大会参加者全員に1枚配布
  ガンスリンガー大会で3点と1枚交換(3勝賞品)
  (P-004 魔刃将ヘル・ブレドとどちらか選択)
P-006 鉄機竜マクシミリオン 会場来場者全員に1枚配布
  ガンスリンガー大会で1点と3枚交換(1勝賞品)
  (P-002 ドラグノ大隊長1枚とどちらか選択)

 この他5点でカードスリーブ一組か紅蓮のコア1セットとの交換もありました。

 邪君たちガンウォー勢の連日徹夜プレイでの研究によれば、第1弾環境に対する結論は

  • 環境最速は紫赤速攻ビートダウン。この速さにはいかなるコントロールデッキでも太刀打ちできない。従って「シェイロンデス」はナイ
  • 紫赤のビート力に抗するには白の防御力シダフクロウが必要。従って対抗馬は白緑速攻の一歩引いたカウンタービート。

 という形だったそうです。あくまでデッキ構築レベルでのメタゲーム分析で、これもプレイングと腕でどうにかできる余地を残していますが、私もその見地には経験から十分同意します。

 第2弾「激翔」が発売され時間も余裕も少ない時点での大会でしたから、我々はこの分析をベースに新カードの影響力分析を加味して、それぞれのデッキを用意しました。基本は速攻ビートダウンですが、それぞれのプレイヤーの戦略分析とプレイスタイルを元に微妙にバランスの違うデザインでした。これらのデッキは概ね勝ち越すことができたので、事前の戦略としては十分なものだったと思います。