Skrull-Men
キャラクター | 1コスト | 2コスト |
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アークエンジェル 4 | キャノンボール 2 | |
ロックヒード 1 | ダズラー 2 | |
ジュビリー 1 | シャドウキャット 1 | |
チェンジリング 1 | ロングショット 1 | |
Nenora 2 | Warskrull 4 | |
Pip the Troll 4 | ||
Quicksilver/Inhuman by Marriage 1 | ||
San 1 | ||
バイパー 1 |
3コスト | 装備品 |
---|---|
Wolverine/Skruncklehead 4 | ブラックバード・ブルー 1 |
Captain America/Skrull Imposter 4 | Power Gem 1 |
Space Gem 1 |
ロケーション | プロットツイスト |
---|---|
Xコア:アムステルダム 4 | Act of Defiance 4 |
Soul World 4 | 我が敵の敵 4 |
ワージントン・インダストリーズ 1 | Interstellar Offensive 4 |
Xコア:ホンコン 1 | |
下水道 1 |
色々なチームのキャラクターが混在していますが、基本はX-MenとSkrullを中心にしたオフカーブデッキです。
スクラルはマーベルユニバースの宇宙をシャイア、クリーと共にほぼ3分して支配している銀河帝国の一つです。地球がこの3帝国の境界星域に位置するため、銀河帝国はそれぞれ地球に度々侵略の手を伸ばしてきたという経緯があります。シャイアは現在X-Menと友好関係を保っているため地球に敵対することはありませんが、スクラルとクリーとは地球の支配を狙って互いに牽制しあっている状況です。
スクラル人は変身能力を持つ宇宙人で、地球人に偽装して秘密裏に侵略計画を進めてくる、というのがいつものやり方(?)です。中には外見を変化させるだけでなく、進んだ科学技術により他の超人の能力までコピーできる者もいます。今回「ギャラクタスの使者」で収録されたスクラルのキャラクターカードも、マーベルユニバースの他のキャラクターに化けているキャラクターばかり。専用のチームアップカード「Act of Defiance」もありますから、VSシステムのゲーム中のイメージとしては、スクラルのチーム属性を持っているキャラクターはスクラル人が化けて本物と入れ替わってる!とか考えたりするとなかなか楽しそうです。
で、そのAct of Defianceがそこそこ強い全体強化効果を持っているので、X-Menセット中で最強のウイニー戦略用カードを持っているX-Menとチームアップさせてみたのがこのデッキです。
キーカードを中心にデッキの動きを説明してみます。
- Act of Defiance
このデッキの中心となるチームアップカードで、場のキャラクター(相手側のプレイエリアのキャラクターでもOKです!)の持つチーム属性を2つ選んで、自分のキャラクターに対してそのチームをクロスオーバーします。
そして、こちらの効果の方が本命なのですが、継続効果でこちらのコスト3以下のスクラルのキャラクターが自身よりコストの高いキャラクターに攻撃しているときに+1ATKを与えます。WarskrullとXコア:アムステルダムを利用して複数枚をリソース列に集めることが可能なので、これで低コストキャラクターを強化するウィニー戦略が成立するわけです。
- Captain America/Skrull Imposter
チーム属性を3つ以上持つこちらのアタッカーがスタンしなくなるコズミック能力を持つスクラルのキャラクターです。複数のAct of Defianceを利用すればこちらのキャラクターのチーム属性を適当に増やせるので、簡単に条件を満たすことが可能です。そうすればこちらのイニシアチブのターンには一方的に攻撃できます。
問題はこれがコズミック能力なので、相手のターンにはキャプテンがスタンされて無効化されてしまうという部分なのですが、Space Gemを使って手札に戻したりリカバーせずにKOしてSoul Worldで拾ったりして、次のイニシアチブのターンにまたリクルートすれば大丈夫です。とにかく、そのくらいの価値はあるキャラクターです。
- Soul World
アクティベイトして4ライフ払うと、自分のKOパイルにある対象のキャラクターカードを手札に戻せるロケーションです。とかく手札に不足しがちになるオフカーブデッキの弱点を補ってくれます。また、WarskrullからAct of Defianceなどサーチ能力を持つキャラクターも拾えるのでかなり便利に使うことができます。
しかもPip the TrollでInfinity Watchとチームアップすれば、払うライフを2点に軽減できます。ちなみにPipはそれ自身も装備品をサーチする能力を持つキャラクターでなかなか役に立ちます。ライフ2点でカード1枚はVSシステムではかなり破格の安値です。
あんまり強力な動きをするので、確実に毎ゲーム引けるようにロケーションをサーチするキャラクターであるSanも積んでみました。これで我が敵の敵からの多重サーチでどこからでも持って来れますし、我が敵の敵のコストで捨てたキャラクターカードも拾えます。
さて、デッキを回してみた感想(というか反省)としては、とにかく凄い勢いでリソース列がAct of Defianceで埋まるので、他のカードやロケーションを置いている隙間がないということです。いや、リソース列最初から4枚目までAct〜とかめっちゃ簡単でしたから。ビバ、+4ATK!
しかしですね、リソース列がチームアップと重要なロケーション(Soul Worldとか)だけで埋まってしまうとクリーなどのリソース破壊に致命的に弱くなってしまうという罠が。
また、Act〜によるATK修正はキャラクターに攻撃している時にしか発生しないので、ヘルファイアー・クラブやインヒューマンの潜伏キャラクターに隠匿エリアに籠もられてしまうと攻撃力ががた減りしてしまうという弱点も。一応潜伏対策に下水道は積んであります。
とにかく、Xコアまで使ってのAct〜集めはやりすぎな気もします。Power Gem付きのクイックシルバーによる2回パンチが強かったので、X-Menではなくてインヒューマンをメインチームにしたほうが強いかもしれません。